中村橋駅前内科クリニック in 練馬区

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慢性腎臓病

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慢性腎臓病

慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)は、慢性的に腎機能が低下する病気です。

CKDを引き起こす疾患は多岐に渡りますが、治療を開始する時期が早ければ早いほど、腎機能の悪化を抑え、透析になるリスクを減らせるため、初期の段階で「腎臓専門医」が介入するメリットは非常に大きいです。

原因疾患の治療と、腎臓に負担をかける高血圧ならびにタンパク質の過剰摂取をコントロールすることが重要です。当院にも多くのCKDの方が来院されますが、腎臓がかなり悪化した状態で来院された場合は治療に難渋することも多いため、早い段階での受診が望まれます。

また、CKDの方は、風邪薬や抗生物質、アレルギーの薬など、ほぼ全ての薬で用量に気をつける必要があります。通常の用量で使用ですると、お薬が腎臓から排泄されずに過量投与となるため、専門医に処方してもらうのが良いでしょう。

 

 

糖尿病性腎症

糖尿病性腎症は、糖尿病が原因で起こるCKDで、1型糖尿病と2型糖尿病、どちらにも発症します。

HbA1c<7%を保つことが重要で、治療が不十分だと徐々に腎機能が悪化します。

新規透析導入の原因疾患として、糖尿病性腎症は最も多く、糖尿病性腎症の悪化を防ぐことは、透析患者を大幅に減らすことに繋がるため、当院でも積極的に治療しています。

 

 

腎硬化症

腎硬化症は、高血圧が原因で起こるCKDです。

高血圧だけで腎臓が傷害されることは稀ですが、糖尿病や脂質異常症も合併して動脈硬化が強い場合は腎硬化症のリスクが高まります。血圧の不十分なコントロール、過度の降圧、不適切な降圧薬の使用法も、腎臓に傷害を与えます。

当院では、「高血圧専門医」「腎臓専門医」が適切に血圧を管理することで腎硬化症の合併を予防しています。

IgA腎症

IgA腎症は、血液中のIgAというタンパク質が腎臓に沈着することで発症する腎炎です。

腎炎の中では緩やかな経過を辿りますが、ほかの腎炎と比べて発症年齢が若いため、新規透析導入の原因疾患としては、糖尿病性腎症に次いで2番目に多くなります。

診断は、腎臓に針を刺して組織を採取する腎生検で行われます。若い方の検尿異常は、IgA腎症の可能性が高く、早期の治療で腎機能を低下させないことが重要です。検尿異常がある場合は、早めに受診することをお勧めします。

多発性嚢胞腎

多発性嚢胞腎は、遺伝的に肝臓と腎臓に嚢胞(水の袋)が出来てしまう病気です。

健康な人でも1個や2個は嚢胞ができますが、多発性嚢胞腎では多数の嚢胞ができ、正常な肝臓と腎臓の組織を圧迫して機能を低下させます。また、嚢胞は徐々に大きくなるため、最終的には腎機能がなくなり透析治療が必要となります。

多発性嚢胞腎を完治させることは出来ませんが、嚢胞の成長を遅らせる治療が有効とされています。